刻印を持つ古の巫女

もう一つの真実



鬼慈志がいなくなった事ですっかりと邪気が消えた。




朔ちゃんをベットに寝かせ部屋から出た。





「紗良。」




「紗良さん!
娘は!朔は大丈夫なんですか!?」




「はい、邪気は祓いました。
今は眠ってますがじきに目を覚ましますんで安心して下さい。」




その言葉に黒田さんは力が抜けたように床に座りこんだ。



< 149 / 280 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop