刻印を持つ古の巫女
「ゴホッン」
お父さんの咳払いで皆が静まった。
「とりあえず、紗良の護衛は炎鳥と利來君に任せようと思っている。
2人とも頼んだぞ。」
気づいた時には利來も部屋にいた。
「こんな小僧なんていらねえよ。
俺だけ十分だ。」
「…鳥ごときに言われたくないな。」
「なんだと!」
その瞬間炎鳥から炎が吹き荒れた。
炎が消えると初めて会った時のように大きな鳥になっていた。
てか、ここ一応家なんですけど!!