*小さな光*−幸せな未来へ−
「やっぱり怖い…。怖いよ…。」
怖い。
この言葉が離れなかった。
「じゃあさ、俺も行くよ。」
「え…??行くって…??」
「愛の家!!」
「えー!?」
律があたしの家に!?
「な、なんで!?」
「怖いんだろ??だったら、俺も一緒なら平気かなって。それに、もう逃げてほしくないんだ…。逃げることになれないでほしい…。」
「律…。」
律がここまでやってくれてる…
だから、あたしももう逃げたらダメなんだ…
前に進まないとダメなんだ…
でも…