*小さな光*−幸せな未来へ−

どれだけ考えても答えなんかでるはずもなく…


ただただ、あたしの中には疑問が積もっていくばかりだった。


そんなとき…


「こんなところで何やってるの??」


あたしと律は、声のするほうを見た。


「「江藤さん!?」」


すると、そこには江藤さんがいた。


「急にどっか行っちゃうからびっくりしたよー!!」


「す、すみません…。」


「いいのいいの!!それより、外泊届け、どうするの??」


江藤さんはあたしに外泊届けを差し出した。


あたしはその外泊届けに手を伸ばした。


「外泊届け、出します。」


「そう。わかった!!」


あたしは、江藤さんが持っていたボールペンを借りて、すぐに外泊届けを書いて、江藤さんに渡した。


「はい!!しっかり受け取りました!!」