*小さな光*−幸せな未来へ−
そういうふうに、気遣ってくれるところも、優しくていいんだよな…
…って!!
そんなこと思ってる場合じゃない!!!
「それに、母さん、愛が来ること喜んでたから。」
「え!?」
そ、そうだったの…??
「だから、安心して大丈夫だから。」
そう言って、律はあたしの頭を優しく撫でてくれた。
この大きくて温かい手が大好き…
あたしが不安なとき、いつも優しく頭を撫でてくれる律が…
大好き…
あたしの不安と緊張はいつのまにかなくなっていた。
すると…
ガチャッ
家のドアが開いた。
ドアからはお母さんが顔を出した。