*小さな光*−幸せな未来へ−
「あらあら!!久しぶり、律。」
律にそっくりの笑顔…
温かい笑顔…
律の笑顔はお母さん譲りなのかな…??
なんか落ち着くな…
「久しぶり!母さん。あ、紹介するね。こちらが電話で話してた、井上愛さん。」
「い、井上愛です!!突然来てしまってすみません!!」
あたしは、律のお母さんに頭を下げた。
「いいのよー!!そんなの気にしないで!!それに、家族が増えたみたいでうれしいもの!!」
「あ、ありがとうございます…。」
「ささ!!いいから早く入りなさい!!外は寒いから!!」
「そうだな!!」
そして、あたしと律は家の中に入った。
ここが律の家…か。