*小さな光*−幸せな未来へ−
あたしは結構傷ついていた。
正直…
傷つくな…
でも、いいんだ…これで。
今はこのままでいいんだ…。
「なーんだ!!ま、律にそんなかわいい彼女できるわけないか!!」
「だな!!」
お姉さん??
お兄さん??
あたし、かわいくないですから…
「大きなお世話だよ!!まぁ、いいや。紹介する。こちら、井上愛さん。」
律が急に紹介し始めるから、少し驚いた。
「え、えっと…井上愛です。よ、よろしくお願いします…。」
「愛ちゃんって言うんだー!!かわいい名前だね!!」
「あ、ありがとうございます…。」
お姉さんってすっごい明るい人なんだなー…
「ね、愛ちゃん。こんな奴やめてさ、俺と付き合おうよ!!」
「ちょ!!兄さん!!」