*小さな光*−幸せな未来へ−
「愛と、見れてよかった…。」
これは、聞き間違えだろうか…
そんなことを思ってしまうほど、その律の言葉がうれしすぎた。
律は反則だ…
あたしにどれだけ好きって気持ちを溢れさせたいんだろうか…
「え!?愛!?なんで泣いてんの!?」
「え…??」
律のその言葉で、あたしは泣いていることに気がついた。
な、なんであたし泣いてるの!?
このイルミネーションがきれいすぎたから!?
それとも、イルミネーションに感動して!?
ううん。違う。
おそらく、この涙は…
「ごめん、俺のせい…だよな??」
律の声は少し震えていた。
「うん。律のせい。」
律のせいだよ。
律があんなうれしいこと言うから…