*小さな光*−幸せな未来へ−
近所であたしが自殺して入院していたことが噂になっているんじゃないかと心配していたが、そんなことは全くなかった。
むしろ、みんな普通に接してくれた。
そして、久々の我が家に着くと、すごく懐かしい気持ちになった。
やっぱ家は落ち着くなー…
あたしは、自分の部屋に戻り、ベッドにダイブした。
すると、1階からお母さんの声が聞こえた。
「愛!!ご飯よ!!」
久しぶりに聞くお母さんのこの声…
「はーい!!」
あたしは、その声に癒やされながら、階段を駆け降り、リビングに向かった。