*小さな光*−幸せな未来へ−
「えー!!なんでよー!!お願いだから言ってよ!!!」
「やーだ!!!」
そして、いつの間にかあたしたちは、いつものように戻っていた。
やっぱり、あれはイルミネーションの雰囲気のおかげなのかな??
あたしは密かにそう思っていた。
そして、あたしたちは、律の家族のもとに戻ってきた。
「律、遅いぞ!!」
「そうよ!!飲み物買いに行くのに何分かかってるの!?…って飲み物買ってきてないじゃない!!」
こんなことを言うお兄さんとお母さんとは反対に、お姉さんは…
「もう少し、2人でラブラブしてくればよかったのにー!!」
なんて言っていた。
そんな3人にあたしと律は少し呆れ気味だった。
そして、海のイルミネーションも終わり、あたしたちは家に帰った。
その帰りにあたしは律の家族と過ごした時間、そして友達と過ごした時間を思い返していた。
いろいろあった。