青空バスケ―another story―
「今日の夕飯どうしよっかな……」
「カップ麺でいいじゃーん」
「俺だけならそれでもいいんだけどさ……」
「陽斗の小さなガールフレンドは育ち盛りだもんな」
がっ……ガールフレンド……。
「何か作るか……」
「え!?
ハル、料理できんの!?」
「できるよ、それなりには」
「あの可愛い子に変なもの食べさせちゃダメだよ!?」
可愛い子……。
「本当……なぜかイツが可愛いとか言うと変態にしか見えない……」
「え!?侑ちゃん!?」
「大丈夫。
イツには絶対会わせないから」
「ハル!?」
そんなに大切な子なの……?