青空バスケ―another story―
七海side

「やっぱり、風見さんってカッコいい~……」

「唯は風見君がタイプなの?」

「だってカッコいいじゃない!
ね、今って彼女いるの?」

「さぁ……」


今の風見君は分かんないな~……。


風見君は時々打ち合わせをしにウチのオフィスに顔を出す。

唯は完全に惚れたみたい。


「あ……来た!」


社長と風見君の話し声が近づいてくる。

今日はこっちにも顔を出すのか……。

……唯が張り切ってる。


ガチャ、と音がして二人が入ってきた。

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