青空バスケ―another story―
伊沢家
陽斗side
七海に電話が繋がらないから、海里に家の場所を聞きながら手を繋いで一緒に帰っていた。
「お姉ちゃん、学校にはいないの?」
「もう帰っちゃったよ」
「そっか……」
へ、ヘコんじゃった!?
あ……そっか。
お姉ちゃんに傘を届けるために来たんだもんな。
「海里は優しいな。
お姉ちゃんのために傘を届けにくるなんて」
「えへへ」
あ、ちょっと照れた。
可愛いな、コノヤロウ。
「お姉ちゃんのこと好き?」
「うん!大好きだよ!」
海里の笑顔で全部伝わった。
本当にお姉ちゃんのことが好きなんだな。
すごく嬉しそうな顔。
やっぱいいなー……弟。
七海に電話が繋がらないから、海里に家の場所を聞きながら手を繋いで一緒に帰っていた。
「お姉ちゃん、学校にはいないの?」
「もう帰っちゃったよ」
「そっか……」
へ、ヘコんじゃった!?
あ……そっか。
お姉ちゃんに傘を届けるために来たんだもんな。
「海里は優しいな。
お姉ちゃんのために傘を届けにくるなんて」
「えへへ」
あ、ちょっと照れた。
可愛いな、コノヤロウ。
「お姉ちゃんのこと好き?」
「うん!大好きだよ!」
海里の笑顔で全部伝わった。
本当にお姉ちゃんのことが好きなんだな。
すごく嬉しそうな顔。
やっぱいいなー……弟。