青空バスケ―another story―
七海side
「海里!いくぞ!」
「うん!」
ハル君と海里が仲良くバスケをしてる。
あたしはそれをただ見てるだけ。
ただ見てるだけなのに……なぜかすごく温かい気持ちになる。
……久しぶりだな、海里のあんな笑顔。
お父さんも忙しくてあんまり相手してあげられてないし、あたしも……スポーツ系は無理だし。
「ハル兄ちゃん!
ボク、ちょっとできるようになったよ!」
「お。本当だ。
すごいな、海里」
笑顔で海里の頭を撫でるハル君。
嬉しそうにハル君の方を見る海里。
お父さん以外の年上の男の人に遊んでもらうことなんてなかったもんね。
あんなに他の人に海里が懐いたのって……初めてかも。
「ハル兄ちゃん!」
ハル君を呼ぶ海里の顔は本当に嬉しそうで。
あたしはそんな二人を見て静かに笑った。
「海里!いくぞ!」
「うん!」
ハル君と海里が仲良くバスケをしてる。
あたしはそれをただ見てるだけ。
ただ見てるだけなのに……なぜかすごく温かい気持ちになる。
……久しぶりだな、海里のあんな笑顔。
お父さんも忙しくてあんまり相手してあげられてないし、あたしも……スポーツ系は無理だし。
「ハル兄ちゃん!
ボク、ちょっとできるようになったよ!」
「お。本当だ。
すごいな、海里」
笑顔で海里の頭を撫でるハル君。
嬉しそうにハル君の方を見る海里。
お父さん以外の年上の男の人に遊んでもらうことなんてなかったもんね。
あんなに他の人に海里が懐いたのって……初めてかも。
「ハル兄ちゃん!」
ハル君を呼ぶ海里の顔は本当に嬉しそうで。
あたしはそんな二人を見て静かに笑った。