狼君と、お嬢様♪





「だから...泣くなって.......っ!」



 
 お前、のせいで...また、前の気持ちが

 ぶり返してきちまうだろっ?!



 俺は、明を自分に抱き寄せた。




「へ!?ど、どうした―...」



「...悪い。ちょっとこのまま...」



 
 そんなとき、花火が次々に空高く
 
 うたれていく。



 ドーン。ドドーン!ドドーン!!


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