狼君と、お嬢様♪




 きゅっとアキの服を掴んで、離さない。




「....?どうした?」




 あとちょっと...ちょっとだけわがまま

 言っちゃ、駄目かな?




「...もう、少し...。もう少し、傍に

 居てもいいですか?」



「駄目だっ!」




 ビクっー。



 アキは突然大きな声をだした。



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