狼君と、お嬢様♪





 会社でよく俺に話しかけてくる、あの

 うざい女じゃねーか!(ガーン)




「ご、めんなさ...あれ...柚馬君...。

 助けに、きてくれたんだ―...」




 お前のためじゃねーけどな!!




「俺にしっかり掴まっとけよ?じゃないと

 落とすぞ」




 俺は西森をお姫様抱っこして、火の中

 をやっと抜け出せた。



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