狼君と、お嬢様♪




「うん、ありがとう美月!」



 にっこりと笑うと「明ラブっっ!」と

 また抱きつかれた。



 居心地いいなあ...。




「うん。ちょっと購買に行ってくる!」



「わかった。行ってらっしゃい!」



  
 
 不思議だな...

 もう元気になってる。

 でも、また倉田君と会ったら―――



「明――...っ!」



「っ!アキ君どうしてここに―――...」

 


 
 
 そんな時に、偶然あなたがいたの―――

 顔を青ざめて私を必死に探してくれた
 
 あなたが――――


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