狼君と、お嬢様♪
これから先、俺に勤められるのか?
不安だ...。
車から降りてスーツをバシッと決めて
みる。
うし...。
いっちょやるか!
「あ、ちょっとちょっと。そこからじゃ
なくて裏からだから―..聞いてないし」
後ろから声がするが聞こえてない俺。
自動ドアが開くと、中の広さに驚いた。
こ、ここはホテルか??
やべ、俺なんか間違えてんのかも...。
「いや、だからさ。そこからじゃなくて
ウラからだから」