狼君と、お嬢様♪




 笹野の可愛い寝言が、俺を惑わせる。



 な...こいつ子供かよ!?////



 自分の顔が一気に赤く熱くなっている。
 
 絶対に。



「~っ...起きろ!」



「―――...あ..」




 ヤバイだろ。それは。

 

 まるで子犬か何かを見ているようだった。

 手が勝手に動いて、笹野の頬を触れる。



 
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