狼君と、お嬢様♪




「赤くない。さっさと行け」



「え、でも...」



「いいから!」




 車から無理やり降ろすと、俺はため息

 ついてた。



 っざけんなよ!あんな顔されたら...。

 あっぶね。理性、飛びそうだった。

 

 コンコン。



 ん?


 ノックしているのは、笹野だった。

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