短編(*´∀`*)キューピットは恋をした?!
教室の前まで来ると、まだ鍵が掛かけていないようだった。
ってことは、「南川? いるのか?」
そう言って教室に入って数秒、ありえないモノ、を見た。
とっさに近くにあった机に隠れる。
『どうか上手くいきますように』
綺麗で可愛い声が俺の耳に入ってくる。
俺が見てしまったのは南川
_いや、天使・・・か??
一瞬だけ見えた。
ふわり、と柔らかくどこかを見つめて
黒髪だったはずが、ミルクティーの色に染まって
毛先がゆるく巻かれていた
白いワンピースからのぞく細くて白い手は、
薄いピンクの弓を大事そうに包んでいるようだった