短編(*´∀`*)キューピットは恋をした?!
「(にこにこにこ)」
「(きもい・・・。)」
私は今、いつも通りに帰ろうと、している。
が、
「ほんと、最悪。」
「んー? 秘密ばらすー?、いつでもいいけどねー、俺は」
「ごめんなさい、嘘です。」
いつもより早足で自宅へ向かう私の隣を長い足で颯爽と歩くヤツのおかげでヒヤヒヤとしてしまう。
ニヤリと口角を上げているヤツをちらりと横から見る。
・・・・ホントに、何なんだ、
もう、ほっといてくれないかな。
(無理っぽいけど・・・)
呆れるほど整っている顔にはぁ、とため息一つをお見舞いしてやった。