Light of hope Ⅰ【完】
「ありがと……開けていい?」
「あぁ」
たっちゃんから貰ったのはピンク色の可愛らしい包装に包まれた箱。
何だろ…?可愛らしい包装だし、女の子らしい小物類かな?
慎重に包みをはがして蓋を開ける。
「……これ、前から欲しいと思ってたのだ」
「あぁ、お前の事だから可愛い時計よりいいかと思ってな」
中から出てきたのは、可愛い包装に似合わず黒と白が基調のかっこいい時計だった。
これは以前、どこかの店で一目惚れしたけど、時間がなくて買えなかった物だった。