Light of hope Ⅰ【完】
「俺らが気にすることじゃねぇ……倉庫行くぞ」
そんな返事を返してきた蓮に、それもそうだと納得。
「やったぁー、夏休みだ!」
「帰ってゆっくりしたいよ」
「俺、眠い。早く帰って寝たい」
陽ははしゃいでいるが、朔は疲れた顔をしているし、海斗に至っては、陽の大声が頭に響くのか渋面を作っている。
そんな個性的な皆に続いて体育館を出た。
「ゆみりーん、倉庫行ったらスマブラやろーね!」
「うん!今日は負けないよ」
「いーや、今日も僕が勝つもん」
そんなありふれた会話が凄く幸せに感じた。