Light of hope Ⅰ【完】
「由美ちゃん大丈夫そう?」
「いや、かなり精神的に脆くなってるんだろ」
「そっか、かなりヤバイところまで来てたのに気付いてあげられなかった…」
「それは俺も同じだ……だから、由美が頼れる場所になってやりてぇ」
「そうだね。由美ちゃんが安心できる居場所になりたい」
「ああ」
徐々に眠りから覚めてきた頭に朔と蓮が話す声が聞こえてくる。
だけど、話している内容までは聞き取れない。