Natural⇔Sugar





「お嬢様、起きてください…」


「……ん…」


夢か現実かわからない…


ご飯を運んできてくれた彼は、なぜかそのままベッドに座り込んだ


「さもなければ僕が、夢の中にお邪魔してしまいますよ?」


布団の中に侵入しようとしている


――――――ガバッ


「お、おはよう。佐野君…」


危険を感知し、反射的に布団から飛び出た私


一気に目覚めました


「おはようございます」


キラキラ輝く笑顔を向ける彼






< 3 / 38 >

この作品をシェア

pagetop