すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
「笹木さんでしたっけ?姉を家までちゃんと送り届けてくださいね」
祥吾は竜哉にお願いした。
「えっ?大丈夫だよ、1人で帰れるから!」
「ダメだよ、すげー心配だから送ってもらって?そんな赤い顔でふらついたら変なヤツに襲われるってば」
姉を心配する優しい弟であるが…
「じゃあ、祥吾が一緒に帰ろうよ。今日、泊まりなよ」
心配なら、祥吾が送れば良いと思う。それに祥吾と帰るのが一番安全だ。
「無理。俺はあそこにいる桃ちゃんちに泊まるから」
祥吾が見る方向に座っている女の子たちの1人が、こっちに向かって手を振った。
祥吾は竜哉にお願いした。
「えっ?大丈夫だよ、1人で帰れるから!」
「ダメだよ、すげー心配だから送ってもらって?そんな赤い顔でふらついたら変なヤツに襲われるってば」
姉を心配する優しい弟であるが…
「じゃあ、祥吾が一緒に帰ろうよ。今日、泊まりなよ」
心配なら、祥吾が送れば良いと思う。それに祥吾と帰るのが一番安全だ。
「無理。俺はあそこにいる桃ちゃんちに泊まるから」
祥吾が見る方向に座っている女の子たちの1人が、こっちに向かって手を振った。