すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
「じゃ…あたし寝るから、適当にお風呂入って、寝てね」


バスルームから出てきた雪菜は、竜哉の顔を一切見ないで、話して背中を向ける。


「おい、ちょっと待てよ」


竜哉は雪菜の服の裾をを引っ張った。

雪菜のラブリーな部屋着がビヨーンと伸びる。


「ちょっと伸びるじゃないのよ。やめて!」


竜哉の手を叩いた。


しかし

叩かれても離さない。


服を引っ張ったことで、見えてしまった雪菜の脇腹に竜哉の目は釘付けだった。

見えたのは、引き締まった滑らかなラインのウエスト。

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