すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
寝転んでいた雪菜は起き上がって、ベッドの上に座って、足をぶらぶらさせる。


「彼女の家に泊まればいいでしょ?」


以前、コンビニで会った女のことを思い出した。


竜哉は雪菜の隣りに座った。


「今、つき合ってるのは一応3人いるけど、みんな本命は別にいるから、泊まるというのはかなり危険なんだよね~。この前みたいに鉢合わせしても困るしさ」


「何それ?3人とつき合っている?特定の彼女はいないの?」


「ん、作る気ないし」
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