すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
嫌と言っただけで抵抗しない雪菜に竜也は唇を重ねた。


そっと触れて、少し離す。


まったく抵抗をしない雪菜にもう一度キスをする。


さっきよりも長く…少し離して、3度目のキスは…さらに長く…深く…


雪菜はぶらんとしていた両手を竜哉の背中に回した。


抱き合って寝ていた時と同じ体温が伝わってくる。


雪菜は離れようと少し口を開く。


しかし、離れるどころか竜哉の唇が追ってきて、開いた口の中に舌を滑り込ませてきた。


口の中に入ってきた舌に雪菜の体がピクリと反応する。
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