すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
「俺んち…車で送って行ってやるよ」


あるマンションの前で止まり、そのマンションを指差す。


コンビニから歩いて3分のところにあるマンションだった。


そこの7階に竜哉の部屋はあった。
竜哉も雪菜同様、一人暮らしである。


「とりあえず、あがって。今、準備するから」


「おじゃまします」


雪菜はそっと竜哉の部屋に足を踏み入れた。


竜哉は白いソファーの上にペンギンのぬいぐるみを置いた。

雪菜はその横に座り、部屋を見回した。
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