すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
雪菜からのキスに竜哉の目は見開かれた。


それを


嬉しく感じて…離すまいと深いキスに変える。


軽くしたつもりが深くなって、雪菜の心は少し焦ったが、このまま続けていたいとも思う。

お互いが同じ想いに近付いていく。


「はあ…」


長いキスに程良く満足して、唇が離れる。


「何か食いに行く?」


時間は7時になろうとしていた。


「ううん、家で食べよう。パスタで良ければ材料あるから作るよ」


雪菜はキッチンに行き、鍋を火にかける。





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