すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
お互いの体温を確認して…


お互いの気持ちを確認するかのように…


肌を重ねた。


ずっと抱き合ったままの2人。


竜哉は雪菜の耳元で囁く。


「雪菜、好きだよ」


「あたしも笹木…」


「ストップ!竜哉って呼べよ」


雪菜は竜哉の目を見て、赤くなる。


「今さら、赤くなるって…かわいいな」


そう言う竜哉の頬も少し赤かった。
  

「竜哉…」


「ん?」


「好き」


雪菜は恥かしさを隠すため、布団の中に顔を入れた。


「かわい過ぎ」


心も体も1つになれた夜だった。
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