すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
「竜哉が隣りにいるから」


「何だよ?それ…」


雪菜は一緒に新しい年を迎えたことが嬉しくて、笑った。


「今年もよろしくね」


チュ


雪菜も竜哉の頬にキスした。


「フッ…こちらこそ…」


竜哉は雪菜の顎に手を添えて、軽く上を向かせて…


唇を重ねた。


愛を確認するかのように、長く深いキスをする。


「はあ…」


雪菜の目は潤んでいた。


「初詣、行こっか?」


竜哉はベッドから降りた。
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