すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
雪菜はくま子を抱いて寝た。


「邪魔くせぇ」

だけど、泊まらせてもらっている身をわきまえて…仕方なく我慢する。


しかし


寝返りを打った拍子に雪菜はくま子を離してしまった。


床に転がるくま子…

でも…落ちたくま子は拾われることがなく…


ベッドのどこかにくま子があるものだと思い込んで…手を必死に動かして探す。

もちろん、この時の雪菜は寝ている。


探していた手に何かが当たった。
それをくま子だと思い、優しく抱き締めて、頭を撫でる。
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