すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
「またかよ…」


雪菜に抱き締められた竜哉は目が覚める。

だが、離そうとはしない。

竜哉も雪菜の背中に腕を回した。


2人はかなり密着している…抱き合っている状態だ。


(抱き心地、いいな…)


目を閉じた竜哉は再び眠りにつく。



太陽の日差しがカーテンの僅かな隙間から入ってきていた。


「ん~~」


今回、先に目が覚めたのは、雪菜。

竜哉の顔が至近距離にあって、目を丸くした。

もの凄く近くて、唇が触れてしまいそうな距離だった…
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