詩集
大好きなのに大嫌い
頼りたいのに信じられない
こんなにも矛盾する事が世の中にあると知った時
私は一回り大人になって、そして大事なものを失った
未来への希望と遥かなる夢
絶望に押し潰されて立てなくなった
だけど弱くはなれない人間だから
這ってでも前に進まなきゃいけない
苦しくても元気なふりをして
悲しくても笑顔を振り撒いた
どうせ誰も気づかないと言う絶望
ため息をついたら見られていた
弱音をはいたら聞かれていた
見られたくない所ばかり見てくれる
「どうせ、頑張ったって所詮は結果」
呟いた一言が大きく自分にのしかった
【背負ったもの】