詩集
【私が消えたその後には】
奇跡が山ほど起こっていた
それは耐えた彼らへのご褒美のように
逃げた私には堪能できない代物があった
だけど後悔はしていない
逃げなければ私は、ご褒美に気付かなかった
今だからこそ気付いたのだと、そう思う
それはそれは惜しい事をした
だけどそれで良かったのだと心底思う
私は今とても幸せなのだから
そこには居ないけれど、私はいつも
あの場所が、あの人たちが大好きだった
決して誰にも言わないだろうけれど
私はあそこに居れてよかったと思ってる
だからこそ、ご褒美があって嬉しいのだ
私には手に入らないご褒美が嬉しいのだ
あの人たちにそのご褒美が与えられて
私は心底、嬉しく思えるのだ
奇跡が山ほど起こっていた
それは耐えた彼らへのご褒美のように
逃げた私には堪能できない代物があった
だけど後悔はしていない
逃げなければ私は、ご褒美に気付かなかった
今だからこそ気付いたのだと、そう思う
それはそれは惜しい事をした
だけどそれで良かったのだと心底思う
私は今とても幸せなのだから
そこには居ないけれど、私はいつも
あの場所が、あの人たちが大好きだった
決して誰にも言わないだろうけれど
私はあそこに居れてよかったと思ってる
だからこそ、ご褒美があって嬉しいのだ
私には手に入らないご褒美が嬉しいのだ
あの人たちにそのご褒美が与えられて
私は心底、嬉しく思えるのだ