らぶ・みー 

「嬉しかった?」

「うん。その後も、体操教室の付き添いとか、子供会の行事とか、会うと必ず声かけてくれて、彼、優しいから、話す度に何かホッとしちゃった。」

「いい人だもんね。」

「旦那が単身赴任でいなかったから、何かあったら遠慮しないで言えよって心配してくれて、すごく嬉しかった。」

「そう.....。」

「でね、偶然、外で会って一緒にお昼食べた事があったの。とっても楽しくて、またこんな風に二人で会いたいなって思ってたら、彼の方からご飯とかお茶に誘ってくれるようになって、だんだん好きになって.......気が付いたらこんな関係になってた。」

「.......。」

「会う度、好きになっちゃって、もう止められなかった。単身赴任から旦那が戻っても、離れられなかった.....。」

「.......わかるよ。」
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