らぶ・みー 

「今はこれで良くても、このままだったら、ずっと私は、本当の意味で泰樹のものにならないんだよ。」

「......。」

「本当にわかってる?.....結婚とか、家庭とか、そういう普通の幸せも手に入らなくなっちゃうかもしれないんだよ。ただでさえ、こんなに年の差があるんだから、見た目だってどんどんお婆ちゃんになっちゃうんだよ.....。」

「.....雪乃?」



気が付いたら涙声になっていた。

しゃべっているうちに興奮して、思っていることを一気に吐き出してしまった。

あぁ.....何か、私、嫌な女。

でも、これは全部現実。

悲しいけど、いつまでも、目をつぶったままではいられない。



こんな私を、あなたは本当に一生愛し続けられるの?
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