らぶ・みー

どうしてそんなこと言うの？

私なんかに、そんな価値ないよ.......

そこまで言われたら、もう涙が止まらない。



彼との距離、彼の将来を考え始めた私の心に、彼の言葉が鍵をかける。

有り余るほどの真っ直ぐな愛情にくるまれて、思考回路もストップする。

麻薬みたいに、彼に溺れる心地良さを覚えてしまった私は、ここから抜け出すことが怖くなる。

このままでいいはずがないのに。

こんなの本当の幸せじゃないのに.......




「また泣いてんの？てか、俺が泣かした？」

「うん。」

「なんか、いっつも泣かせてばっかで、悪い彼氏だな。」

「違うよ。.....イイ彼氏過ぎて、大好き過ぎて、苦しいだけ。」