らぶ・みー 
少し歩いてから浜辺に腰を下ろし、ぴったり寄り添いながら、夜空を眺めた。

澄んだ空に三日月がくっきりと浮かび、その周りに星がたくさん瞬いている。

幻想的で、とても綺麗な景色だ。



目の前には素敵な夜空が広がっていて、すぐ隣には彼が微笑んでいる。

最高に幸せなはずなのに、もうダメだ.......

やっぱり、涙がこらえきれない。

これで最後なんだと思うと、涙がじんわりと浮かんでくる。



「何だよ。何か思い出しちゃった?」

「うん.....今までいろんなことがあったなぁって思って。」

「携帯拾ってから?」

「うん.......。」
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