もう一つの恋愛学園
私は椅子の上に置かれた紙を取って座る。

「みな様初めまして、
恋愛学園への、ご入学おめでとうございます。
創立して5年目となります
この学園を支えにこれから
新しい事に取り組み、みな様の未来のお手伝いが出来ましたらと思いこのような学園を、
作り喜ばれて来ました、みな様がご卒業される頃には
また新たな第二の大人の一歩を歩まれお幸せな家庭をきづいて居る事を願い…
あいさつとさせていただきました」

校長は女性で、髪を一つに束ね、
かかとの高い、
白いハイヒ-ルを履き
赤い背広を着こなし、白い色のスカ-トをはいている
30代のまだ若い方だっ。

入学のあいさつも終わり、

次に“担任の紹介”がされた。

菜月の“花クラス”は、
「広瀬ななえ」という女性が担当らしい
クラスの担任紹介は、横一列に並び、名前を呼ばれたら
お辞儀をされて終わりだった。

担任紹介がされ、
担任の方々が壇上から降り

その後、今年入学された学園の方は外で説明の話があるらしく、
白い建物から、また移動した。

外の空気はまだ、冷えていたのか、肌寒く感じた。
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