夢あゆみ ~君と生きる未来~


「はい、確保」



私が飛び出す前にトシと総司と斎藤さんが飛び出し、二人を確保していた。



あぁ…、私の楽しみが…。



私はガックシと肩を落とした。



「そんなに凹まないでよ。俺も出遅れたから」



ふと昔聞いた懐かしい声が横から聞こえた。



横を見ると、私は硬直した。



だって、隣にいたのは修平先輩だったから――。





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