夢あゆみ ~君と生きる未来~


この話をした時はまだ舞咲は不機嫌だったが、今よりはマシだった。



問題は此処からだ。



俺は父さんの仕事の都合で八年程アメリカにいた。



その時の俺は舞咲の記憶を失っていた。



ただ、何度も名前を呼ばれる夢を見ていた。



知ってる声で、愛しく感じる声なのに誰なのか分からない。



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