夢あゆみ ~君と生きる未来~
終章
数年後――。
「舞あぁあ咲ぃぃいい!私の可愛い舞咲があぁあ!!!」
「いい加減に離れて、お父さん!」
私は泣きながら引っ付いて来るお父さんを引き離していた。
引き離してもまた引っ付いて来た。
「相変わらずだね、舞咲パパは。親馬鹿過ぎ…」
「あっははは!舞咲のお父さん、面白!」
呆れる岬と私とお父さんのやり取りを見て笑っている総司達。