夢あゆみ ~君と生きる未来~


翌日。



「おはよ…、トシ」



「おはよう、舞咲。…って、どうしたんだよ、その隈!」



トシは私の顔を見ると、ギョッとしていた。



昨日はあの男のこととあの時の光景が脳裏から離れず、眠れなかった。



そのせいか、目の下には隈が出来ていた。



「昨日寝れなくて…」



「何があった?」



私は歩きながら、トシに昨日のことを話した。





< 69 / 188 >

この作品をシェア

pagetop