夢あゆみ ~君と生きる未来~
放課後。
私は岬と一緒に校門に向かって歩いていた。
すると、校門に人だかりが出来ているのが見えた。
しかも、女子ばっかり。
私は不思議に思いながら、校門に近付き、人だかりの中心にいる人物を見た。
何か、嫌な予感…。
「あ、舞咲。待ってたよ」
人だかりの中心にいたのは総司に斎藤さん、平助だった。
三人共、高校が同じらしくグレーのブレザーにギンガムチェックのスラックスを穿いていた。