夢あゆみ ~君と生きる未来~


「嘘じゃないよ。でも、会ったのは舞咲が幕末の俺達と会う前だから、分からないのも同ぜ――」



総司は言葉を切ると、歩く足を止めた。



理由は私にも分かってる。


私達の行く手を阻むように三人の男達が立っていたから…。


「何、あんたら?」



私は空手の構えを取ると男達を睨みつけた。



でも、男達はそれに答えることなく、襲い掛かって来た。





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